格安USB DACを見つける

Electronics, Cars, Fashion, Collectibles, Coupons and More | eBay より

グローバルな通販サイト「eBay」で見つけたのがこの商品。音楽好きの人のサイトで熱弁をふるわられたりするDAC（デジタル-アナログ変換機）。


US $10.93（大体¥1,198JPY)の衝撃価格。送料無料。PCM2706というのも何だか頼もしいので購入手続きへ。

購入から到着まで

実際に課金されたのは¥1,242 JPY。商品は中国の深圳を出発し、なぜかマレーシアを経由して3週間後に到着。


いざ開封の儀、はやらない。CDサイズの封筒にプチプチでぐるぐる巻きにされていた。それなりに大切なものです感のあるケース入り。取扱説明書の類はなし。


ちょっと大ぶりのUSBメモリ状。右側のUSB端子をパソコンに刺し、左側のイヤホン端子をイヤホンやアクティブスピーカーに刺す。

セットアップ

Linux MintやLubuntuでは刺すだけで、もとからあったかのように自動認識され、本製品からの出力に切り替わった。「PCM2706C stereo audio DAC」と表示される。

サウンドの設定 → ハードウェア と進み、プロファイルを「デジタルステレオ(IEC958)出力」としてみた。 Linux Mint 19 MATEでプロファイル変更後、音量調節が効かない場合は、一旦ログアウトして再ログイン。


WIndows 10でもドライバを自動でインストールしてくれ、切り替わった。 別途ドライバをインストールする必要はない。USB AUDIO DACと表示される。

※Windows 10では認識当初は最大音量。 音量を絞ってから鳴らしてみた。

音質改善効果

ダイソーの300円スピーカー（改造版）で鳴らしてみた。（¥1,242 JPY +¥324 JPY = ¥1,566 JPY。）

隣人に迷惑かけない程度の音量でも、細かい音が綺麗に鳴るようになった、気がする。Windows 10ではフィルター一枚通ってた感がなくなった、気がする。

PCM2706というやつ、割と昔から定評のあるチップらしい。ビット数は16-bit。24-bit対応DACで真のハイレゾにして、コンテンツも24-bitにして、みたいな沼には嵌らない。自動スリープのタイミングでボツとノイズが入り、再生中も恐らくPC内部のノイズを拾っており、電源供給は別口にしたほうがなどとは微塵も考えない。

参考：
PCM2706 ステレオ、USB 1.1、DA コンバータ、ライン出力およびS/PDIF 出力付、バス/セルフ・パワー(I2S インターフェイス) | TIJ.co.jp