以前、書いた。 高額な国際音声通話ローミングが切れないんで、落としたらバンバカ使われちゃうかもしれませんとのお話。 IIJmio meetingに総務省の人(総務省 総合通信基盤局 電気通信事業部 料金サービス課 企画官 内藤 新一氏)が登場し、「質問を受け付けます」とのことなので、真に受けて質問してみた。
内藤新一氏の回答:#mioq 総務省の内藤さんに質問です。 docomo(MNO)では国際電話、国際音声ローミングの入・切が選択できます。 mvnoでは強制的にオンになってしまうようです。 これは、「大手キャリアではできるのに、MVNOではできないを減らしていく」事柄と認識されていますか?
— táo (@applecom_jp) 2017年4月15日
「細かすぎてわかりません」
IIJの人から補足が入り、「やれればやりたい」とのこと。
総務省の人への質問がバンバカ入り、ちょっと苛ついていたのかもしれない。
総務省総合通信基盤局は、以下のことにも取り組んでいる。
また、スマートフォンは、今や、国民の「生活インフラ」であり、通信料金負担の軽減は重要な課題です。総務省では、利用者にとって一層分かりやすく納得感のある料金・サービスを実現するため、MVNO(仮想移動通信事業者)が大手携帯電話事業者に支払う接続料の適正化、SIMロック解除の円滑化、端末販売の適正化などにより、事業者間競争を更に加速させ、通信サービスと端末をより自由に選択できる環境を整備していきます。総務省|総合通信基盤局
国際音声ローミングサービスなど、とっくに「納得感のある料金・サービス」ではなくなっているだろう。そして、一律このサービスが付与されているのは、「事業者間競争」とは真逆の方向だろう。 これを「細かすぎてわかりません」の一言で済ますのは、非常に残念。
ちなみに、IIJmioはいつの間にかWeb上で音声も止められるようになったのかもしれない。
音声通話機能付きSIMカードを紛失された場合、第三者に音声通話を利用される可能性があります。お客様ご自身で回線を停止することが可能です。音声通話機能付きSIMカードを紛失しました。 | IIJmio
回線の中断・再開から利用停止手続きを行ってください。
また、会員専用お問い合わせ窓口からご連絡いただくことで、回線(データ通信/音声通話機能/SMS機能)の停止を弊社にて承ることが可能です。利用停止をご希望の際は、会員専用お問い合わせ窓口から停止したいSIMカードの「電話番号」をお知らせください。
音声通話停止は窓口(電話・メール)のみ、とも読み取れる。