CyristalDiskInfoがなんか警告を発している。ググると「様子を見ましょう、心配なら入れ替えましょう」ということらしい。しかし、あの手のサイトの回答はいまいちあてにならない、過去HDDが突然死して思い出の画像全ロストという経験がある。早めに交換しときましょうか。
業者に頼むと万単位らしい、テキトーな業者もあるらしい、そして個人情報流出とかも心配ですよね、ということで自力でやった。以下、その手順。(ノートパソコン。)
1. リカバリーメディアを作る
普通の再セットアップでは、ハードディスクの中にある再セットアップデータを使う。 そのハードディスク自体を入れ替えるのだから、これがマスト・アイテム。DVDに焼くかのUSBメモリに入れるか。DVDだと7枚とかになるんで、USBメモリに作ったほうが楽。
パソコンの画面に作れと出てきて作った人が多いと思うが、まだなら、ハードディスク入れ替えをしなくても作っておくべき。 ハードディスクは潰れるときはあっけなく潰れる。本作業するしないにかかわらず、作っておいて大切に保存しておくが吉。
2. 自分のパソコンが自力でハードディスク交換できそうか調べる
「(型番) HDD交換」でググれば、親切な人が写真付きで解説してくれている。 わたくしのノートパソコンには、表にデカデカと書いてある。裏にも書いてある。
簡単にできるとうことらしいので、次へ。
3. 現在入っているハードディスクの型番を調べ、仕様を確認しておく
型番の調べ方:
[スタート]→[コンピュータ]→[右クリック]→[システム]→[デバイスマネージャ]→[ディスクドライブの△]
「型番 仕様」でググり、容量、厚さを調べおく。 Serial ATAとIDEというので端子の形が違うが、もうまずserial ATAだと、思う。 心配ならこれも調べておく。
4. アマゾンで新ハードディスクを探す
「2.5 HDD (容量)」あたりで検索。現ハードディスクと同一かそれ以上の容量を選ぶ。 厚さは9.5mmが大半のようだが、たまに7mmの機種もあるので注意。 どう逆立ちしても、7mm規格のパソコンに9.5mmは入らんだろう。 端子の形も心配ならチェックしておく。
※これが正しいありかただが、わたくしは現ハードディスクの型番検索して出てきたのにしてしまって、問題なかった。(絶対に人には勧めない。)
5. 新ハードディスクとハードディスクケースを購入
アマゾンで調達するかどうかは、レビューを良くみてから。衝撃に弱い機器だというのに、梱包が雑な業者もあるらしい。 わたくしはそれ読んで大手家電量販店系列でポッチッた。
ハードディスクケースは現ハードディスクから画像やら文書やらのデータを移すのに必要。 わたくしは現在アマゾンベストセラー1位のにした。
6.「OS再インストール」でやるか「クローンコピー」でやるかを決める
「クローンコピー」っていうのは現ハードディスクの内容をそっくり移すやりかた。 ネット界ではこっちが主流のようだが、わたくしは「OS再インストール」にした。 なぜなら、溜まりに溜まっているであろうゴミファイルを一掃させたかったから。ちょっとシステムの深いところをいじらないといけない、右クリックで出てくる要らんメニューを消したかったから。
以後、「OS再インストール」のやり方。「クローンコピー」がいい人は、どこか別のところを探してください。
7. Officeとかのプロダクトキーを手元に用意しておく
再インストールなんで、当然再入力を求められる。 わたくしは無料の使っているが、ウィルス対策ソフトなんかもまっさきに再インストールしておくべき。
8. ハードディスクを入れ替える、現ハードディスクをケースに入れておく
2.で調べたもんを念のためプリントアウトしておいたが、ドライバ一本であっけなく終了。
ケースも必要十分な質感のもの。中国ブランドも侮れなくなっている。左下のスポンジの用途はわからない。
9.システムの再インストール
リカバリーメディアを入れて、電源を入れて[F12]連打で起動メディアの選択。 [F12]の部分はメーカによって異なるかもしれない。「(型番) USB起動」なり「(型番) DVD起動」で調べるなり、取扱説明書見るなり。
… 何回も起動再起動を繰り返したりするが、気長に待つ。
10.データを新ハードディスクへ移す
8.のケース使って。 普通にエクスプローラでよさ気だが、わたくしはBunBackupというフリーソフトでやった。
※1 かなりのデータをDropboxなどのクラウドに移行させているので、かなりお気軽にやった。 Dropboxなど使っていない人は、よーく、どのデータ移す必要があるのか調べください。
※2 Windows Liveメールなんかは、ちょっと深いところから掘る必要がある模様。 わたくしは使い方がよくわらないので、使っていない。
※3 Windws転送ツールというのも用意されているが、残り何%だかで一向に処理が終わらなかった経験あり。 よって使わなかった。
11. 必要なソフトをインストールしていく
ウィスル対策ソフトのインストールを忘れずに。
と、いうことで半日がかりで、大体普段通りの使い勝手を取り戻し、ハードディスクも健康となる。
「クローンコピー」のほうが早いだろう。 だが、「OS再インストール」で動作のさくさく感が蘇ったのも収穫。Windows Updateは気長に当てよう。