原点回帰のダイソー・イヤホン
ダイソーがイヤホン、ヘッドホン分野で攻め続けている。ヘッドホン、ヘッドホン(折りたたみ式)、アフロのイヤホン、HQ-00シリーズと続き、CS-00シリーズを見かける。
CS-001、CS-002、CS-003、そしてCS-004の4機種あり。各機種共通の特徴は以下の通り。
- イヤホンのみでマイクなし
- ケーブル長約1.1m
- 周波数20Hz~20,000Hz
形違い、色違いで2×4種類のバリエーションがあった。CS-001がピンクと青緑、あとの3機種は黒と白。
冒頭述べた4タイプは税抜200円~500円していたのだが、これは税抜100円。原点回帰の価格に戻ってきた。
CS-003を買ってみる
クロームメッキっぽい雰囲気が良くて、CS-003を購入。その音質に「!!」となるのだが、まずは外観を見ていく。クロームメッキぽいのは袋の銀色による錯覚だった。普通の銀色。ケーブルは細く、端子も銀色。税込110円なりの割り切りデザイン。110円イヤホンはケーブル長約1.0mがお約束だが、本製品は約1.1mあり取り回しは悪くない。
そして音質。高音のきめ細かさは低価格帯のメーカー製イヤホンと比べても白眉。低音もちょっと遠い感じはするが、鳴っている。ボーカル域はしっかり前に出てくる。「イコライザーで調節して高音質!」ではない。素のままで奇跡の110円を実現している。
残念ポイントも。一応左右非対称デザインになっているのだが、左右の判別がしづらい。左右チェック動画を使って慣れが必要かも。あと、イヤピースは小さめのMのみ付属。100円ショップで別途イヤピースを用意したほうが良さそう。