Ubuntu 18.04 LTSの自由研究その2。Ubuntuなどは後入れでデスクトップ環境を切り替えることができる。元のデスクトップ環境に戻すこともできる。いろいろ入れて、見比べた。

各デスクトップの環境のスクリーンショット

LXDE

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Ubuntuの公式フレバーLubuntuが採用しているデスクトップ環境。 プリミティブなGUI効果に限定し、軽快に動作する。いにしえのWindowsに近い操作感。

軽量なぶん、例えばクイック起動のアイコン一つ追加するにも、ボチポチポチとマウスで操作し続ける必要があるのも事実。

xfce4

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Ubuntuの公式フレバーXubuntuが採用しているデスクトップ環境。こちらもどちらかと言えば軽量カテゴリに入る。

MATE(マテ)

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Ubuntuの公式フレバーUbuntu MATEが採用。LXDEほどではないが軽快に動作し、Ubuntuデフォルトのデスクトップ環境がもっさりの時に有効。

デフォルトでは昔のGNOMEのようなランチャー配置だが、

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設定を弄繰り回すとWindowsのような画面構成にも持っていける。ただし、それならLinux MInt MATE入れたほうが高機能。

Ubuntu 16.04 LTSにMATEデスクトップを入れ、Windows風UIにする : りんご便り

Budgie(バッジー)

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これも実はUbuntu Budgieという公式フレバーに採用されているデスクトップ。「シンプルでエレガント」がうたい文句だそうです。

(ここらへんから、重さはデフォルトデスクトップと大差なくなってくる。)

Cinnamon

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Linux Mintの看板デスクトップ環境は、Ubuntuにも入れられる。 

Windowsに似た外観をしつつ、エスプリの効いた操作性を取り込んでいる。例えば、通常画面端に出てくるだけの通知は、履歴として後から確認できる。

GNOME

GNOME
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Ubuntu 18.04 LTSのデスクトップ環境はGNOME。そこにまたGNOMEを入れる意味は、ある。 Ubuntu 18.04 LTSのGNOMEは「アクティビティ」を押さずとも画面左にランチャーボタンがある。 あらためてGNOMEを入れることで、そんな魔改造なしのGNOMEを体験できる。
GNOME クラシック
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画面左上の「アクティビティ」に替わり「アプリケーション」が表示されるGNOMEも選べた。 

なお、現在のところ、GNOME Shell Extentions(拡張機能)をいろいろ試したい場合は、Ubuntuデフォルトではなく、後入れのGNOMEでやったほうが戸惑わなさそう。

Unity

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LTS版では16.04まで採用されていたUnityも入れられる。

デスクトップ環境の軽さ対決

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Firefoxの画面を3つ開いた状態で、どの程度メモリを喰っているかの比較。

LXDE、MATE、そしてXfce4が軽量御三家と言える。特に今回のテストではLXDEは唯一1GBを切っている。

GNOME、Unity、Cinnamon、そしてBudgieあたりは、どんぐりの背比べ。UbuntuデフォルトのGNOMEが僅差だが最重となった。

インストール方法

「sudo apt install」のあとにLXDEは「lxde lxde-common lxsession-logout」、Budgieは「budgie-desktop」、あとはそれぞれのデスクトップ名称を小文字で入れた。

GNOMEとMATEは500MB以上のディスク容量を必要とした。他は200MB以内。


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インストール終了→再起動→ログイン画面の歯車でデスクトップ環境を選べた。(しくじったらファイルを消すだけの仮想環境なので、こんな異常な入れ方をしている。)

※後入れGNOMEは「GNOME on Xorg」がXサーバでの起動。対してデフォルトのGNOMEは「Ubuntu(なにもなし)」がXサーバでの起動となる。但し書きをつける側が反対になっている。
※Cinnamonはソフトウェアレンダリングモードで起動させている。
※OpenboxはLXDEを入れるとついてくる。LXDEよりさらに軽いらしいが、独自世界の操作性。今回はいじってない。


日本語入力をするには、端末から「ibus-daemon」として変換エンジンを手動起動させる必要のあるデスクトップ環境もあった。日本語入力回りは18.04.1で改善されないか待機中。そしてibusを自動起動させるようにしてみるか、それともibusではなくちゃんとfcitxにして動くようにするのか、やるかもしれないし、やらないかもしれない。