上部の穴をガード

ダイソーのワイヤレスBluetoothスピーカー(648円)の取り扱い説明書を眺めていて気がついたのがこの一文。
防滴機能:シリコンカバー部分のみが防滴になります。中の機械は防滴ではありません。
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上部には「中の機械」のスピーカーの音を通す穴がバッチリ露出している。 シリコンにあるマイク用の小さな穴も、中の機械を露出と言えば露出。


分解した人の動画を見る限り、内部のスピーカーと他の部品の間に防滴させる的ものは見当たらない。 上からバッシャーンと水をかけちゃうのは、良く読めば設計外の使い方ということ。

バッシャーンはやらないにようにしても、風呂場での使用には少々心もとない仕様。 防滴力を高めてみよう。

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ラップを適当な大きさに切る。シリコンの弾力を利用、「中の機械」との間にラップを固定してみた。 マイク穴のところは中の機械の穴とシリコンの穴がずれているので気にしないことにする。

そもそも防水じゃなくて防滴

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パッケージの表記は「防滴」。 (「浴室」と同列だけど。) では、防水と防滴の違いはと言うと……。

防滴とは水滴が入るのを防ぐこと。
防水とは外界から水が入り込まないように加工すること。
防滴と防水の違い。 | 兼新電機株式会社 より

英語表記も"Waterproof"ではない。水バッチャーンはやっぱ対応外だと読み取れる。 「防水 JIS規格●級」という表記もない。 ないなりのもの、と認識したい。