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ダイソーのUSBミニスピーカー(328円)を再々改造。 第2世代は高音キーンが特徴となってしまい、そこに吸音材を工夫したりした。 PC横オーディオならそれで十分と、妥協してしまったら改造元の開発者に失礼な気がしてきた。 接着面からはみ出た接着剤が気になり出しもしていた。やりなおした。

この記事では今回の改善点を2つ。 前作までと共通のTips的なものは、初代と第2世代の記事参照。 

ダイソーのUSBミニスピーカーをダンボールケーススピーカーに改造 : りんご便り
ダイソーのUSBスピーカーをダンボールスピーカーに改造する 2作目 : りんご便り


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慎重にカッターを入れても、どうしても、のりしろに小さい隙間はできてしまい、接着剤の跡が露出してしまう。 ならば接着剤の使用そのものを最小限にしてしまおう。

外周部の4面をぐるっと一周させ、接着剤で固定するのは1ヶ所のみ。 前後の2面は、はめ込み式。 はめ込んだ前面の接着が厄介かなと思ったが、はめ込むだけで十分の強度になった。 (ちなみに背面には懲りずにバスレフをつけている。)

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前面を別パーツとして裁断することにより、より広い面積を高さや奥行きに割り当てることが可能になる。 奥行きは第2世代の5.5cmから12cmに2倍以上を割り当てた。(反対に高さは2cm低い10cm。……計算間違いで、裁断元ダンボールの寸法が足りないと勘違いしたため。)



約0.34リットルから約0.74リットルへの容積アップは劇的な音質変化をもたらした。 高音は光り輝くように心地よく鳴り、低音はしっかりと周囲の空気に確かな存在感を与える。 中音もいわずもがなで、ライブ盤の歓声はまるで会場にいる錯覚を覚えさす。(段々大げさになっている。)

聴いてゴキゲン、眺めてカワイイ一品ができたのは確か。 これで片足を突っ込んだ音質沼からは、ひとまず、ぬけ出す。

奥行きで容積を稼ぐ考え方は、ハードオフで見かけたONKYOのブックシェルフスピーカーD-02GXからいただいた。