Linux Mint 18.3がリリースされていた。 コードネームは“Sylvia”さん。 2017年12月4日現在リリースされているのは、 MATE(視覚効果シンプル、まあまあ軽い)とCinnamon(視覚効果高、その分重い)の2タイプ。 Xfce(さらに軽い)とKDE(フル装備で、重めらしい)はベータ版が出ており、今年中には安定版が出るとのこと。
VirturalBox仮想環境の18.1MATEを公式ブログの手順に沿ってアップグレードしてみた。
※セキュリティサポート期間は別に延びない(18系は2021年まで)ので、新機能が要らなければ無理にやる必要はない。
※まずはしくじったら消せばいいだけの仮想環境でやっている。
これはWindowsの復元ポイントのようなもの。 システムの具合が悪くなった時に、なる以前の状態へ戻すことができる機能。 これができる"Timeshift"が18,18.1,18.2でも使えるようになった。
端末から、
更新ファイルがどっさと出てくるが、(仮想環境なので)気にせず次へ進む。
端末から、
続行しますか?[Enter]でインストール。
スナップショットを作るところは、公式ブログでは「起動してガイドにしたがって設定、スナップショットを作ります」とさらっと記述されている。 ので、画像多めで見ていく。
[システムツール]内にあるので起動。
いきなりRSYNCにするかBTRFSにするか問われ、戸惑う。 ちょっと齧ってみたところ、前者がレガシーな、後者が新しいやり方みたい、だが、BTRFSはそれ用のパーティションが必要なのでRSYNCにする。
※仮想環境のストレージ容量が必要に応じ増大する設定のはずだが増えずにエラーになる。 新設定でインストールしなおしたキャプチャになります。
スナップショットを取る先を選択。 ここではシステムが入ってるのと同じ所を選択しているが、外部ストレージに取れば、再インストール→元の設定を復元もできるとのこと。
スナップショットを取る間隔の選択。 今回はアップグレード前の状態に戻せるかが主眼なので、よく考えずデフォルトのまま。
セットアップ完了画面。 ざっくり言うと、
スケジュールが設定された。
スナップショットにより復元(巻き戻し)できる。
デフォルトではシステムファイルと設定のみスナップショットされ、ホームディレクトリの非隠しファイルとディレクトリは触らないからやりたいなら設定で。
ストレージ故障に備え外部に取るべし。
システムディスク以外にスナップショットを取っておけば、再インストールしてもスナップショットは消えない、別のディストリビューションでもリストアできる。
とある。そもそも手動でスナップショット撮りたいんだけど? と戸惑いつつ[Finish]。
手動で作れる画面登場。[Create]
できた。(思った以上に負荷がかかり、進捗状況画面欠落。)
2. アップグレードの下準備
スクリーンセーバを無効にする。 シナモンスパイス(アプレット、デスクレット、拡張機能、テーマ)をインストールしているなら、システム設定からアップグレードしておく。(直訳のみ。)
3. OSをアップグレードする
公式では比較的簡単、と言っている。 (比較的時間も喰うので、余裕のあるタイミングで。)
アップデートマネージャを開く。[更新]→"mintupdate"と"mint-update-info"をインストール。(今回出てきたのは"mint-update-info"のみ。)
[編集]→[Linux Mint 18.3 "Sylvia"へアップグレード]。
紹介画面を進んでいく。「バグが修正され新機能もついたけど、新たな問題が出てくることもある。 そこらへんは理解して。」と言っている。「わかった、アップデートする。」にチェックを入れて[適用]。
「置換するか?」と聞かれたら[置換]。
完了→[再起動]。
シルビアさんの歓迎画面が出てきてくれた。
新カーネル対応だが自動更新しない、するかどうかは自己判断で。 ディスプレイマネージャやソフトウェアも勝手に削除したりしない、 まあやる必要ありませんよね。 アップグレード後、redshift-gtkやmintreportといった新アプリケーションをインストールできる。 CinnamonとMATEでアップグレードできない時は、最新版の"mintupdate"と"mint-update-info"がインストールされてるかチェック。 ミラーサーバに反映されてなければ、デフォルトに戻して。 まれに画面がロックされ、再ログインできない時がある。 そのときは[Ctrl]+[Alt]+[F1]でコンソールに入りログイン、"killall cinnamon-screensaver"か"Killall mate-screensaver"と入力→[Ctrl]+[Alt]+[F7]か[Ctrl]+[Alt]+[F8]で戻る。
参考:
How to upgrade to Linux Mint 18.3 – The Linux Mint Blog
VirturalBox仮想環境の18.1MATEを公式ブログの手順に沿ってアップグレードしてみた。
※セキュリティサポート期間は別に延びない(18系は2021年まで)ので、新機能が要らなければ無理にやる必要はない。
※まずはしくじったら消せばいいだけの仮想環境でやっている。
アップグレードの手順
1. システムスナップショットをつくるこれはWindowsの復元ポイントのようなもの。 システムの具合が悪くなった時に、なる以前の状態へ戻すことができる機能。 これができる"Timeshift"が18,18.1,18.2でも使えるようになった。
端末から、
apt update
更新ファイルがどっさと出てくるが、(仮想環境なので)気にせず次へ進む。
端末から、
apt install timeshift
続行しますか?[Enter]でインストール。
スナップショットを作るところは、公式ブログでは「起動してガイドにしたがって設定、スナップショットを作ります」とさらっと記述されている。 ので、画像多めで見ていく。
[システムツール]内にあるので起動。
いきなりRSYNCにするかBTRFSにするか問われ、戸惑う。 ちょっと齧ってみたところ、前者がレガシーな、後者が新しいやり方みたい、だが、BTRFSはそれ用のパーティションが必要なのでRSYNCにする。
※仮想環境のストレージ容量が必要に応じ増大する設定のはずだが増えずにエラーになる。 新設定でインストールしなおしたキャプチャになります。
スナップショットを取る先を選択。 ここではシステムが入ってるのと同じ所を選択しているが、外部ストレージに取れば、再インストール→元の設定を復元もできるとのこと。
スナップショットを取る間隔の選択。 今回はアップグレード前の状態に戻せるかが主眼なので、よく考えずデフォルトのまま。
セットアップ完了画面。 ざっくり言うと、
とある。そもそも手動でスナップショット撮りたいんだけど? と戸惑いつつ[Finish]。
手動で作れる画面登場。[Create]
できた。(思った以上に負荷がかかり、進捗状況画面欠落。)
2. アップグレードの下準備
3. OSをアップグレードする
公式では比較的簡単、と言っている。 (比較的時間も喰うので、余裕のあるタイミングで。)
アップデートマネージャを開く。[更新]→"mintupdate"と"mint-update-info"をインストール。(今回出てきたのは"mint-update-info"のみ。)
[編集]→[Linux Mint 18.3 "Sylvia"へアップグレード]。
紹介画面を進んでいく。「バグが修正され新機能もついたけど、新たな問題が出てくることもある。 そこらへんは理解して。」と言っている。「わかった、アップデートする。」にチェックを入れて[適用]。
「置換するか?」と聞かれたら[置換]。
完了→[再起動]。
シルビアさんの歓迎画面が出てきてくれた。
よくある質問の抄訳
公式ブログの一番下にあるのをざっくりと参考:
How to upgrade to Linux Mint 18.3 – The Linux Mint Blog